2021/09/20

信級日記 令和3年 春 vol.73


 2021年4月26日

7:30 起床。朝方、けっこう冷えた。

朝食 味噌汁プラスミルクのスープ、チャーハン、おひたし


9:00 信級の春の撮影。高桑さんに車を運転してもらい、柳久保〜さぎり荘〜岩下〜岩本と車の窓から撮影をする。

天気は最高。カラ松の新緑、山桜の薄ピンクが美しい今ならではの色彩。


学校へ上がる道の脇の畑で、ジジ(関口さん)がネギの収穫をしていた。

車を降りて少し話した。前回撮影したものを少しまとめ、DVDに落としてきたものを見てくれたようだった。

あのタッチはいい。兼備(かねまさ)さんのシーンがよかったとか、色々感想を教えてくれた。

ジジの家に行くと、ババがお茶を出してくれた。やっぱりババのお茶はなんとも美味しい。

お茶うけに自家製の柿の酵素漬けを出してくれた。

ねぎや庭のかき菜などいただいて帰る。


柳久保に帰って昼食。ひき肉、野菜をスパイスで炒めてご飯にかけて食べた。あと引く美味しさ。

家の前で、高桑さんとチマの記念撮影と動画撮影。

今回は、できるだけ記念撮影を撮ろうと思っている。


14:00 撮影に出発。心ちゃんの家へ。

窯を乾燥させるため、焼くものを入れたまま火入れをしていた。

およそ300度くらいでしばらく火をたく。

そこへ一朗さんがやってきた。

道を挟んだ向かいに一朗さんの家があり、

窯を焚いているのが見えたのだろう。

「火の三原則知ってるか?」

と一朗さん。

そしてカメラの話、かたつむりと喧嘩してもう行っていないなど、

相変わらずの大きな声。

仕事をしながら聞いている心ちゃん。


明日は6:00から火を入れ、1000度くらいまで温度を上げていき、

22:00頃様子見をして、0:00頃終了予定とのこと。

「終わる頃にはヘロヘロになってると思います。」

と心ちゃん。

火を絶やさないよう、薪をくべ、温度を調節していくのだ。

釉薬を使わず、塩を投げ入れて風合いを出している。

それで焼いた器を見せてもらった。

塩が溶けた部分が銀色に光っている。


そして岩下の兼備さんの家へ。

デイサービスに行っていてお留守だったが、奥さんと少しお話ができた。

兼備さんは去年転んで怪我をしてからだいぶ動けなくなってしまったそうだ。

お隣のよし子さんの家へ。

家の前で記念写真を撮影させてもらった。

よし子さんは元気で、近況などを話してくれた。

そして、

「孫が遊びにきた時にまた撮ってね。」とよし子さんは言った。


悦子さんの家へ。

「お茶して行くかい?」と悦子さん。

午前中にノビルをとってきて、今おやきをつくっているところだった。

いいタイミング!

ノビルは今の時期しかない。

そしてノビルのおやきは美味しいといろんな人から聞いていた。

撮影させてもらうことになった。


手慣れた手つきでおやきを作りながら、

この家にお嫁に来た時のこと、亡くなった旦那さんのこと、中村組で働いていた時のこと、社員旅行に行ったこと、息子さんのこと、手術したことなどいろんな話をしてくれた。

悦子さんとこんなにたくさん話をしたのは初めて。

私はとにかくこんな撮影ができて嬉しかった。

フライパンでじっくりと焼いた出来立てのおやきをご馳走になった。

やっぱりおいしかった。一番好きな具材かも。


そして隣の植野家へ。

植野くんは子どもらをサッカーに連れて行っていて不在だった。

香緒理さんとひとしきり話す。


そしてさぎり荘で温泉に入ってから柳久保へ帰る。

携帯がないことに気がつく。

アイパッドで探したら、一朗さんの家のまえに落ちていることがわかったので取りに行く。

真っ暗だったけど、行ってみたら一朗さんの家の前に落ちていた。心ちゃんの撮影に来たときに、車を止めたところだった。その時落としたのだろう。

とにかく見つかってよかった。

車に踏まれた形跡があったが、電話とメールは使えたのでよかった。


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