2021/09/17

信級日記 令和3年 春 vol.70



 2021年4月23日 快晴。

やす栄さんが隣の小川村の立屋の桜を見に行こうと誘ってくれ、

ジジ(関口さん)と3人で行くことに。


柳久保に来てもらい、合流して峰街道を通って行った。

いくつか小さな集落を通る。

こんな奥にも人々が暮らしている。

北アルプスを眺めながら峰街道を小川村へ向かう。

まさに絶景。気持ちのいい道だった。

40分ほどで立屋に到着。

桜と北アルプスの山々。

見事だった。


大きな桜の木はなんとも言えない味がある。

この立屋の桜の世話をしていた方にジジはとてもお世話になっていたそうだ。

撮影をしながら、見事な桜と北アルプスを楽しむ。


「この近くにある林りん館へ行ってみよう」とジジが言った。

行ってみると、ここからの眺めもまた素晴らしかった。

早速撮影していると、

「帯広から来たんですか〜?」と後方から声が聞こえた。

私の車のナンバーを見て声をかけてきたのは、横矢吉弘さんという方だった。

彼は以前象設計集団に所属していて、十勝に住んでいたことがあったそうだ。

現在故郷の小川村に戻ってきて、ここを拠点に設計など色々な仕事をしているそうだ。


「えー、そうなんですかー」と私もびっくり。

私も象設計集団の人たちとは少なからずご縁があり、ひとしきり話をした。


そして横矢さんが小川村を案内してくれることになった。

林りん館の館内も見せていただいた。

宿泊と食事もできて、何より北アルプスの景色が素晴らしかった。

そしてIターンで小川村にやってきた川辺さんのお家に案内してくれた。

旦那さんは仕事で留守だったが、奥さんの直子さんが家を見せてくれた。

林だった土地を自分たちで開拓して、切った木も利用して家を作った。

木を製材する機械も旦那さんが製作したそうだ。

ソーラーシステムも自分でつくり、とにかくすごい。

小川村は移住した人に手厚い補助があるそうだ。

それもあるのか、なんか若い人が多くて、荒れた土地も少なく活気がある印象だ。

馬場にも連れて行ってくれた。

小川村は馬術のオリンピック選手を輩出している。

大きな全天候型の練習場もあった。


小川村といえばおやき。

美味しいおやきを買って、横矢さんのお宅にお邪魔して食べさせていただく。

横矢さんは炭にも興味があってジジとも会話が弾んでいた。

実家を冬暖かく、夏涼しい家のOMソーラーシステムの家に改築して快適に暮らしていた。

横矢さんは峰街道を整備してもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思っている。パンフレットもつくった。

朝から夕方まで小川村を色々見せて回ってくれた。

活気ある美しい村だった。

横矢さんの小川村愛は溢れている。

夕方、横矢さんと別れ、私たちはまた立屋へ。

雄大な北アルプスを撮影してた。

小川村は北アルプスがいろんなところから見えるが

ここからの眺めがなんともいいと私は思う。


後ろの作業小屋で仕事をしていた方たちから声をかけられた。

農業をやっている小林さんとその友人の大工の方だった。

楽しい方たちで、しばらく5人でおしゃべりをした。


横矢さんのおかげでいろんな小川村を見せていただいた。

ありがとうございました!


いろんな出会いがあり楽しい1日だった。


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