2022/02/01

信級日記 令和3年秋 vol.108



2021年11月13日 

快晴。

朝、高桑家の記念撮影。

のぞむさん、にじ、はれも一緒に。


10:30 出発。川名の和正さんの家へ。

ちょうど弟さんが家から出てきたところで、少し立ち話。

黒猫が家の方から歩いてきた。

痩せてはいないが野良猫で、最近この辺りにいるそうだ。

猫を撮っていたら和正さんが出てきた。

早速玄関で記念撮影。

すると黒猫も和正さんの足元に寝そべった。

最近よく来るから餌をあげてるそうだ。

和正さんが餌あげてるなら安心。よかったね、黒猫ちゃん。


そして信級を描いた屏風絵を改めて撮影させていただく。

このお祭りの描いた信級が本当になんともいい。

昔はこんなふうに下から神輿を担いでみんなで神社まで担ぎ上げていた。

活気ある信級を想像できる。


小学校側からの本鹿谷、長者山側の本鹿谷、もう一つ柳久保も製作中だ。

二階で今、昔の写真を見ながら下書きをしているところも見せてくれた。

屏風は古道具屋で買ってくるのだそう。

これを完成させなきゃ死ねないと和正さんは言った。

完成したら見に来るねと約束をした。


和正さんの絵は細部が本当に素晴らしい。


お昼になった。

私はかたつむり食堂に食べに行くというと、和正さんも俺も行くわと言った。

食堂に行くと河川工事の人たち、ひろしさんもきていた。

高桑さん、きどちゃんも手伝いに入っていた。

定食は猪のカツがメインのおかずだった。


純子さんの都合が悪く、今晩の営業はやめになったとのこと。


午後は記念写真の撮影に出発。


まずチカラさんの家へ。

「こんにちはー!」と叫ぶがなかなか出てこない。

お昼寝中だったようだ。

起きてきてくれて記念撮影の趣旨を伝えると快くおっけいしてくれた。

玄関の前で撮影。

ちからさんと話すのはほぼ初めて。

いつも畑で働いている姿を通りすがりでよく見かけていた。

がっちりした体になんともいいお顔をしている人だ。

話すうちに少しずつ打ち解けてきた。

吊るした干し柿を見せてくれたり、家の脇の湧水の説明をしてくれたり。

もっと話したいなあと思った。

そして隣の窪田さんの家へ。

撮影を嫌がっていた奥さんも呼んできてくれて、ご夫婦で撮影した。

窪田さんはほんと元気がいい。

そしていしやさんの家へ。

すえこさん、息子の富郎さんと二人で玄関と縁側で撮影。

そして縁側でお茶とお菓子をご馳走になる。

すえこさんはいつも畑で働いている姿を見かけていた。

このお二人とこうしてお話しするのもはぼ初めてだった。

「息子が私に畑を好きにやらせてくれているんだ」

とすえこさんは言った。

お互いを思い合う仲のいい親子だなあと思った。

家の前の畑から大根と青梗菜をいただいた。

ありがたい。

またお話を聞きに来たい。

それから、加藤家へ。

玄関前にて加藤さん、メリーさん、きゅうちゃん、猫ちゃんで撮影。

なんか絵になるなあ。


かたつむりへ。

イウラちゃん、いっちゃん、吉澤よしおさん、石坂さん、きどちゃんがいた。

「今日イチローさん誘ったけどくるかなあ」

と私がいうと、

「いしやさんのまき小屋でさっきイチローが心一朗と話してたぞ」

と石坂さん。

「じゃあ、もうすぐ来るね。」

「しばらく会ってないから会いたいなあ」

ときどちゃん。

みんなでイチローさんを待っていた。

5時過ぎてもこなかった。

「きっと気が変わってくるのやめたんだろう」

ということで解散。

私はさぎり荘で風呂に入り食堂で晩御飯を食べた。

高桑さんから、電話が来た。

「イチローさんがかたつむりに行ったけど

監督がいないってうちに電話かかって来たよ」と。

食べ終わってイチローさんの家に行く。

「上がってけ」とイチローさん。

薪ストーブをガンガンに焚いて暑いくらいの家の中で

しばらくおしゃべり。


20:30 お暇して柳久保に帰る。

今日も充実した1日だった。



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