2018/04/20

ブリュッセルにて

2018年4月20日
ブリュッセルは夏のような陽気でした。
空港には、ニコラとミクさんが迎えに来てくれました。
ニコラと再会!
そしてプレゼントを渡してくれました。
それは、シネマノバのマガジンとチョコレートでした。
嬉しかったです。

「風のたより」は4月21日の20:00スタートです。
シネマノバは、毎日は上映をしていません。
特集企画を立て、そして上映をしています。
運営を、ボランティアスタッフたちが支えています。
これまでも、原一男特集とか、大島渚特集、小川紳介さんや佐藤真さんの映画など、
日本の作品もたくさん上映してきたそうです。

ミクさんはシネマノバのスタッフでもあります。
なんだか、初めて会った気がしない人でした。

早速、6日間のブリュッセル滞在の間お世話になる家に向かいます。
ミクさんが暮らしているアパートの上の階に住んでいる、マリアーブの部屋です。
マリエーブもシネマノバのスタッフです。
彼女はこれから彼の家に行くので、空いた自分の部屋を貸してくれることになったのです。
なんと、ペントハウスで、とっても広くて眺めのいい部屋でした。
自分の部屋をそのまままるごと自由に使っていいからと言って、鍵を私に渡してくれました。
ほんと、ありがたいです。

アリスと二人の子どもも一緒に住んでいます。
アリスは学校の先生。
子どもたちも学校へ行くので朝8時くらいには、誰もいなくなります。

ミクさんは夫のクリスタフと、渚と楓という二人の息子と、下のフロアーに暮らしています。
ネット環境がマリアーブの家はネット環境がないので、ミクさんの家でやったらいいよと、ミクさんの家の鍵も渡されました。

そして、クリスタフ、楓くん、ミクさんの友達のさちよさんも合流して、
近所のバーで夕食を囲みました。
やっぱりビールがうまいです。
クリスタフはおちゃめで面白い人です。映画を作っている人で、今は高校生に映画理論を教えてます。

本当に親切にしていただき、もてなしてもらって、すっかりベルギーが大好きになりました。

フランス語なので、お互い母国語でない英語で話さなくてはいけないのですが、
みんなのあったかさが伝わってきて、言葉はあまり問題ではありません。

今は写真がアップできないので、出来るようになってからアップします。






2018/04/17

ブリュッセルに向かいます♪

2018年4月21日、ベルギー、ブリュッセルのシネマノバで「風のたより」の上映があります。
初めての海外上映です。
行ってきます!

2018/04/05

いわき上映会の旅 番外編その2

2018年3月21日。

信級の早春。











雪が降ってきました。
寒いはずです。




関口さんの炭焼き小屋。


信級小学校。



かたつむり食堂では、お彼岸のおやきをつくっていました。
今日は寺島純子さんもいらっしゃり、再会。
寺島さんは人をあったかい気持ちにさせてくれる人だなあ。




美味しかったです。



石坂さんがこの冬に雪山で腰をひねり、信州新町の病院に数ヶ月入院していた。
今日、退院の日ということ。



石坂さん、病院からかたつむり食堂に直行してきます。
ちゃんと歩けています。
よかった!



純子さんがストーブの横に石坂さんの席を作りました。
久しぶりのかたつむりのご飯です。
ずっと病院食で、胃が少し小さくなった石坂さんのために
おかずを少しづつ、小鉢に盛り付け。

石坂さん、よかったですね♪


私は定食をいただきました。


外はまた雪化粧。




石坂さんの退院記念です。


いわき上映会の旅 番外編その1

2018年3月20日。

いわきを後にして、その足で長野の信級へ向かいました。
昨年9月の信級上映会で初めて訪れた信級。
また行きたいなあ、とずっと思っていました。



長野駅まで植野くんが迎えにきてくれ、早速、かたつむり食堂へ。
お店の前で次々と知人友人に出会います。


植野くんの師匠・炭焼き職人の関口近夫さんとも再会。
嬉しかったです。




なかなかお店に入れません。





かたつむり食堂の屋根の立派な柱!


かたつむり食堂の2階に部屋ができていました。
飲んで帰れなくなった人はここにお泊まりできます。


空のアトリエのカレンダーが貼ってありました。



去年の9月に私がきた時から今までの信級のニュースをきよみさんから聞きました。

きよみさんは、去年の9月、きよみさんはかたつむり食堂に働き始めて間もない頃でした。それが、最近結婚して信級の住人になったのです。
旦那様はきよみさんにラーメンの作り方を教えにきてくれた人だそうです。
なんておめでたいのでしょう。

もう一つは、かたつむり食堂から歩いて5分のところに住む越山さんの家が火事で焼けて、越山さんが亡くなってしまいました。
越山さんは91歳でした。
かたつむり食堂ができてから毎日楽しみに通っていたそうです。帰りにきよみさんが手を繋いで家まで送って行ってあげていたそうです。
とても悲しいけど、最後は幸せな日々を送っていたことがよかったなあと、植野くんは言っていました。


植野家は相変わらず賑やかでした。
双子のイサナくん、カナタくん、末っ子のミナトくん。





小学校の授業でけん玉があるそうで、特にイサナくんがけん玉にハマっていました。
もし亀を膝を使ってリズミカルに何度も繰り返します。

カナタくんは、漢字が大好きで、難しい漢字の読み方をよく知っています。



この夜、きよみさんがかたつむり食堂を開けてくれました。
ありがとうございました。


山菜の天ぷら。


ぬか漬け。



これが、旦那さんから習った信級ラーメンです。
本格的なラーメンで美味しいです!



ほんと、かたつむり食堂最高です。
美味しいです。















2018/04/04

いわき上映会の旅 その7

2018年3月19日。
この日は一日船生さんがいわきを案内してくれました。

船生さんは、昨年7月、いわきからわざわざ栃木の益子の上映会に見にきてくれて、
見た直後、いわきでもやりたい!と言ってくれた人です。
そのおかげで、去年の福島ツアーが実現しました。
そして、今回の古滝屋さんでの上映会に繋いでくれた人です。

今までなかなかゆっくり話せる時間もありませんでした。
今回は上映会の後、1日ゆっくり船生さんと過ごせる時間も私は楽しみにしていました。
船生さんの話は本当に面白いです。波乱万丈、ドラマティックすぎます。
時々ポツリと震災の後の話になったりするのですが、それは本当に胸にきます。
どれほどの思いをしてきたのでしょうか。
めちゃくちゃ働き者で、一生懸命で、率直で、明るくて、美味しいお菓子をつくる船生さん。
出会えて本当に良かったです。


最初に連れて行ってくれたところは、久之浜の秋義神社。
海のすぐ近くにあります。



ここは津波が来て、その後火災が起きて63人の方が犠牲になったところです。
この辺りは住宅地で家がびっしり建っていましたが、ほとんど津波でさらわれてしまいました。
しかし不思議なことに、この神社の本殿はそのまま建っているのです。



この小さな神社が津波と火災から免れて今もここに建っています。
この神社の神様にご挨拶し、犠牲になった方々のご冥福をお祈りしました。



そして、私がぜひ行きたいと思っていた回廊美術館へ連れて行ってくれました。


なんと素敵なところでしょう!



2013年にオープンしたこの美術館。
今後99年かけて9万9千本の桜を植えていくそうです。



ここで春にイベントがあるそうです。
船生さんは毎年出店しているそうです。



向こうの山もこの美術館だそうです。
ハイキングですね。


いわきの浜に流れ着いていた木造船。
この船は世界中の美術館を旅してきた船です。







お昼寝したりして、一日中楽しめそうです。


いわきに来たら、またここに来たいです。


そしてランチは平コノイエへ。



美味しくいただきました。
満足感半端ありません。



ほんと、いいお店です。
うちの近くにあってほしいお店です。


いわきに来たら、また食べに来ますね。


アクアマリンは閉館間際で見学できず。
海沿いを歩きました。



海上保安庁の巡視船が停泊していました。



そしてここもぜひ行きたかった古川クラ酒店。
昨年の上映会に見にきてくれた丹さんのお店です。





店内に入っただけでテンションが上がります。




配達から帰って来た丹さん。
今晩船生さんと飲むワインを選んでもらいました。
丹さんはブドウの生産者の話から始まります。
ブドウをつくる人、そのブドウでワインを醸す人、そしてそのワインを飲む人に繋げる丹さん。
丹さんの話を聞いていると、ワインめちゃ飲みたくなります。
天職ですね。

4月にワインと料理の店をオープンするそうです。
今度いわきに来たら行きたいです。


丹さんに選んでいただいたこのワイン、ほんと、美味しかったです。




船生さんの仕事場に帰って、夕食。
ワインを二本空け、夜中まで尽きない話。




仕事場の2階に「風のたより」のポスターを貼ってくれていた。
嬉しい。


船生さんのクッキー。
ほんと美味しいんです。
購入しました!

船生さん、お世話になりました。
楽しい時間をありがとうございました。
また、いわきに行ったら一緒に飲みましょうね。