2016/11/29

元町ハウス上映会! in 函館




いや〜美味しく楽しい上映会でした。
今回主催してくれたのは、函館でトルコ料理の店をやっているパザールバザールの國立夫妻。
私の前の作品「空想の森」の上映もしてくれた縁のある方たちだ。

            トモカちゃん・息子のコーライくん・クニちゃん


お店がこじんまりとしていてスペース的に狭い。
そこで今回は元町ハウス(自宅)で、見に来る人も一品持ち寄り、
食べながら飲みながらの上映会をやろう!ということになったのでした。


上映会場(元町ハウス)からこの眺め。
 函館の夜景や朝焼けも素晴らしかったです。
 私はここに2泊させていただいたので、景色を堪能させていただきました。





「風のたより」を撮影していた時、國立夫妻も揺れていた。
これから子どもを持ちたいと思っていた時だった。
魚を食べていいのか、函館に住んでいて大丈夫なのか・・・
随分と考え、夫婦で話し合い、いろんなことを勉強してきたのだと思う。

そして今、コーライが生まれ、函館で根を張り暮らしていこうとしている。

映画を見ながら、トモカちゃんとクニちゃんの過ごしただろう時間も重なって見えるようだった。

豊かで贅沢な上映会だった。
そんな時間をみんなで共有することができるのも
「風のたより」という映画の一つの大きな価値なんだろうと思った。

素晴らしい上映会をありがとうございました!!






シンプリー上映会 in 函館



主催してくれた池田 真咲さん。

11月23日。
シンプリーでの上映会、無事終了しました。
山田農場のチーズや手作りのお菓子、酵素ジュースなどを食べながら映画を楽しみました。



次に繋がる上映会になりました。
足を運んでくれた皆さん、主催してくれたまさきさん、ありがとうございました!

2016/11/27

感想が届きました♪

11月19日に帯広のあがり・框で映画を見てくれた方から
感想が届きましたのでアップさせていただきます。
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映画『風のたより』は
思いの外 突き抜けるグッドバイブレーション でした。

もう こんな ナチュラルで 好みの映画なら
もっと コアな友人を誘うべきだったと後悔するくらい。

2011年3月11日
その日を境に 日本人の奥底に湧き上がった 嘆きと
その日を境に 見出された 淡々とした希望 の
4年間のドキュメンタリーです。


内容は 北海道に 暮らす 2つの家族と
青森の大間に暮らす 1つの家族の 日常風景。

でも そこには
『 人を大切にする人から見た、311以降の世界』がありました。

根底に流れる 愛と意識が
家族や 動物たちや 取り巻く自然や コミュニティに
幾重にも 淡い光のように 映し出されていました。

例えば、
洞爺湖のほとりの 手作り パンと
ギャラリーの店“ラムヤート”。
おしゃれでかわいい素敵なお店です。


古民家を自分達で改築して
素敵な空間を演出している方々は
私の知る限り 多くいるのですが

「あきらめちゃってる」空気が払拭され
センスが光る透明な空間が  実現するまで 極めていくのって

“ 思いやりや 見えない努力を
お腹の底から生きてるかの 毎日の積み重ね ”
だと思うのです。

そして人を大切にする気持ち。

原発が爆発した時
自分自身に途方もない怒りが湧いたそうです。

彼らの根底に流れる
原発事故後の今の世界を とらえる意識に
新しい 希望が見えました。


大間原発の 原告の  ひとりとなったのは
新得の共同学舎さんで チーズを学んで独り立ちした
素敵なご夫婦。

おなかに3人目の赤ちゃんを宿している時に
311が起こりました。

風景は 美しい緑の中で 優しい目の牛や やぎや
個性的なアヒル かわいい子供たちに囲まれた
やぎチーズを生業とする 家族の 日常風景から始まります。

その お母さんが 原発以降 一瞬ふと
『この世界に 子を産み落としていいのだろうか』
という想いが 心の奥から沸き起こって
動揺したそうです。


誰よりも 命を 愛おしむ母だからこその 想い。

その母だからこその  強い想いで 大間原発の敷地内に
土地を明け渡さなかった
『あさこハウス』へ 彼らの出逢いはつながります。

ヤクザが来て脅されようとも 大金を積まれても
守り通した根元は 母として
子どもを死ぬ気で護ったこと。

その命から チーズができるまでは
酵母を 生かす環境を整えること。

それが お父さんの仕事。
お母さんを守り子どもを守る環境を作ること。


原発のある大間の漁師のお父さんは
娘夫婦の未来を案じて   将来の  移住を進めます。

娘婿には 漁師以外の 「丘の仕事」を。

娘夫婦は 「いざ大間が爆発したら
両親の逃げて来れる場を作れるから」と移住を考えます。

生まれ育った豊かな海とふるさとが大好きなのに。

孫は おばあさんが 大好きで
『僕残るから 母ちゃん達だけで行って』とまで言っているのに…。


それでも 根底には 愛があって
起きてしまった原発事故や 
汚れてしまった地球の上に
愛おしい日常は 続いていく…。

洞爺へいけば、 ラムヤートのパンは現実に食べれて
やぎのチーズも 今日いただけました。


すべては 地続きで つながっている現実なのです。


私たち ひとりひとり 家族や地域の
ひとりひとりが、今もこの ドキュメンタリーの最中なのです。

3時間の 映画を見終わって

『 なんだか、丁寧に生きたい。

もっと 強くちゃんと生きたい。
そして ひとりでも 多くの
こんな風にハートの豊かな生き方をチョイスした人たちに
ゆっくり丁寧に出逢っていきたい。

そして 人と 関わりたい。助け合いたい』


というような想いが私の心に沸きました。

311や原発をテーマにした映画で
今までで一番いい映画でした。

ぜひもう一度  みたい映画です。
ハチドリ茶会で上映会ができたらいいなと思いました。

2016/11/21

帯広上映会 無事終了!


帯広あがり・框での上映会。
素晴らしかったです。
見ている人たちの感じからその手応えがビンビンきました。
見終わって、お客さんが私に伝えてくれた感想が心を打ちました。
思いが伝わり、共有する喜びをまた改めて感じさせてくれた上映会でした。

映画の合間に、音楽があり、山田農場のチーズの試食があり、
その時間も含めて心に残っています。
今回この上映会を企画してくれた実行委員会のメンバーに感謝です。

20年前の秋、仲間4人で「阿賀に生きる」を初めて自主上映会したことを思い出しました。
その時のメンバーが今回のメンバーに3人います。
今も一緒に物事をできる。
それも嬉しかったです。

そして会場を提供してくださったあがり・框さん、
本当にありがとうございました。

西村有里さん
私たちが目指していた次に繋がる上映会になりました。
今回の上映会の中心になって進めてくれた西村有里さんのFBに上映会の様子や感想などがアップされています。
よかったら見てください。


函館の美容室Simplyで上映会!

会場 Simply
時間 17:00〜  (約3時間)
料金 1500円
*別途¥500で希望の方は山田農場のチーズを乗せたパンと酵素ジュースか、野草茶のセット。 (各 要予約)

Simply
北海道函館市千代台町17-2
0138−87ー0552

2016/11/18

『風のたより』帯広上映実行委員会のメンバーより その3

「映画の中に登場する人たちは、あなただったり私だったりします。

自分の気持ちが、山田家のあゆみさんの気持ちと重なり、涙がこぼれたり、生まれた哀しみや怒りのやり場に途方に暮れたり…

そして、大切なことって実はそんなに多くなかったんだ、と気づいていきます。

太陽の下、コロコロと笑い遊ぶ子どもたち。

土の上で仕事をすること。

無事に食卓を囲みながら、食事をいただくひととき。

友だち、家族と笑い合う時間。、。

311の、あの時。
世界は終わってしまった、と思ったけれど、実ははじまりだったんだ。この映画を観て、そんな希望が生まれました

この映画、そしてそんな映画を作った陽子ちゃんに、ぜひ出会いに来てください。」

にしむらゆり

『風のたより』帯広上映実行委員会のメンバーより その2

『風のたより』は読後感の良い小説のようです。

長いよな〜3時間、と思って見始めるのですか、スクリーンの中で被写体となる三家族があまりに自然体で話しているので、まるで本当にそこにいて話を聞いているような気がしてきます。その人となりに触れた気がして、親しみを覚え、嬉しくなってきます。だから、三時間が意外とあっと言う間に過ぎます。

自然過ぎて気がつかないほどなのですか、これは監督が三家族との間に築いた信頼関係の賜なのだと、はっと思わされます。撮らせてもらえることに感謝し、相手をリスペクトする姿勢を感じます。だから、観ていてとても気持ちが良いです。

考えるより、感じる映画だと思います。

上映会場の上がり框さんは、ごろっと横になれるので、リラックスして楽しんでいただけたらいいな。どんな会になるのか楽しみです♪」

さだおか みわ

『風のたより』帯広上映実行委員会のメンバーより その1

昨年9月、空想の森映画祭で、『風のたより』お披露目上映がありました。
上映後には、田代監督の感極まった話。映画の出演家族や、田代監督を応援してきた人たちからの言葉。拍手。

会場に暖かい空気が流れ、自分がその場に立ち会えたことを幸せに思いました。

その時に改めて、ドキュメンタリー映画は、ライブなんだと実感しました。

映画は、淡々と3家族に寄り添う形で撮られ、自分もそこに居るかのように、うなずき、笑い、思えば3時間過ぎているという感じです。

今年9月に『風のたより』を観た時には、自然災害、人災、放射能被害、戦争、大きな力にメゲテしまいそうな世の中だけれど、地に足をつけて立ち、自分にできることを1つひとつ行い、丁寧に生きたい。人と向き合いたいと思いました。

『風のたより』は、観た人の映画です。

19日もきっと素敵な上映会になるとワクワクしています
会場は、ごろ寝して観ても、子どもが泣いたらちょっと横の部屋で遊んでも大丈夫なところです。
一緒に楽しみましょう(o(*゚▽゚*)o) 」

こおりやまけいこ

2016/11/17

掲載紙

帯広上映実行委員会の北海道新聞に掲載された記事です。


2016/11/08

「風のたより」岡山上映会の詳細です

「風のたより」岡山上映会の主催者さまより
上映会詳細の連絡が来ましたのでお知らせいたします。

お近くの方、お時間が合ったら、ぜひ見にいらしてください♪


【開催概要】
 会場:スタジオ・ザ・ブーン (岡山県総社市中央3-13-117)
 日時:2016年12月4日(日)13時00分開場 13時30分開演
 料金:予約1,500円 当日1,800円
 ※ 当日、田代監督をお招きして上映終了後トークを行います。

【問い合わせ、予約】
  Eメール  cinematake3@gmail.com (シネマテーク3・皿井)
 電話 090-7896-3416(10時~18時)

2016/11/02

「風のたより」上映実行委員会



帯広のあがり・框の上映会(11月19日)に向けての「風のたより」上映実行委員会。
この日はみんなで二つ取材も受けました。
いい上映会になりますように。