2022/01/23

信級日記 令和3年秋 vol.99



 

2021年11月4日

今日もいい天気。

午前中、溜まった洗濯をする。

10:00 出発。植野くんと場踊りのロケハンへ。

まずは植野くんが踊りたい場所へ。

家の向かいの山の中。

石仏巡りの道でもある。


山を登りながら、植野くんがぽつぽつと話す。

移住してきて10年くらいになるが、

山があるから自分たちはここで豊かに生きていけていると

この頃強く感じる。

今ここにいる自分たち、それから、

この土地で生きて、死んでいった人たちのことも想い、

自分が架け橋となって未来へ繋いでいきたい。



山道の途中、大きな岩に絡み付いた根を持つ木の近くに、石仏が並んでいる。

「この辺りで踊りたい。」

と植野くん。

なかなかの雰囲気のある場だ。

もう一つは、子どもらがつくった秘密基地のあたり。

雑木林で明るい感じ。

ここも良さそう。

子どもらが秘密基地を作るにあたって土地の所有者を調べたところ、

この辺り1ヘクタールほどが植野くんの土地であることがわかったそうだ。

前の持ち主が、事情があり植林した杉を伐採して売却していた。

それでこの辺りだけ雑木が育ち明るい森になっていたのだった。



山を降りると、よし子さんが明石家の前にちょこんと座ってバスを待っていた。

その姿がとても可愛らしかった。

いうらちゃんがいっちゃんを連れて家から出てきた。

植野くんと道でひとしきり立ち話。


そして引き続き、私と植野くんは場踊りのロケハン。

今度は私が撮りたい場所へ、植野くんの軽トラで一緒に行く。

岩下の田んぼ、宮平、神社、学校。


そしてかたつむり食堂へ行くと純子さんがきていたのでご挨拶。


植野くんと別れ、私は心ちゃんの家へ。

山から葉っぱをとってきて畑に奥作業中だった。


私が撮影させてもらった後も何度か焼いたそうで、

新作を見せてもらった。

私は前回焼いたご飯茶碗を買って、今愛用している。

今回見せてもらったのは、また違った風合いの器に仕上がっていた。


作品を焼きためて、3月に三重で個展を開くそうだ。

しんちゃんがんばれー。

植野くんの場踊りに笛で参加してもらうので、

今日のロケハンのことを話した。

全部アドリブで吹いてくれるとのこと。

楽しみで仕方ない。


そしててっちゃんの家へ。

「これあげるよー」

と通販で買ったコーヒーメーカーを持ってきた。

「なんでいらないもの買うのー?」と私。

とにかく、元気そうでよかった。


石やさんの家の前を通ったら、石やさんのお母さんがいたので

記念撮影のことをお願いした。


岩下で兼備さんの奥さんの喜美枝さんに会い、立ち話。


そしてさぎり荘へ。

温泉に入って柳久保に帰る。



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