2022/01/22

信級日記 令和3年秋 vol.98



 2021年11月3日

7:00  起床。気持ちのいい天気。

8:00  支度をして出発。長者に向かう。

途中、宮平の博さんの寄る。

「俺ももうすぐ出るよー」

ヒロシさんは今日のイベントで木の伐採をみんなに見せるのだ。


長者への山道を走りながら、

この道を歩いて小学校まで通っていたジジたちのことを思う。

大変だけど楽しいこともたくさんあったんだろうなあ。


山小屋に到着。

役場に勤めている関口家の長男のヨシトさんを中心にに準備をしていた。

ご挨拶をして、私は三脚を担いで展望台へ向かった。

天気が良く北アルプスの山々と紅葉が美しかった。

しばらく撮影。


山小屋へ降りていくと、参加者の人たちが続々と集まってきていた。

優美子さんはさちゃんを背負い、こーすけ、ひかるちゃんを連れてきていた。

メリーさんはきゅうちゃんと一緒に来ていた。


長者山の山頂まで20分ほどの山歩きがスタート。

優美子さん、メリーさんたちの後ろについて私も撮影スタート。

楓、紅葉・・・紅葉がとても綺麗だった。

樹木の専門家の香山さんが同行し、森や木の解説を聴きながらみんなで登っていく。

優美子さんはさっちゃんを背負いながら、紅葉を楽しみ、植物に目をやりながら

楽しそうに歩いている。

本当に山が好きな人だ。


「どういう森にしたいのか、これが大事なこと。

その上で残す木を決めて、木を切ったりして森をつくっていく。

助成金がおりるからって木をむやみに切ることが一番良くない。」

香山さんは途中立ち止まって、解説をしてくれる。

「例えば、この木を残すとすると、

こっちの木は日当たりの邪魔になるから切った方がいい。」

こんなふうに誰でもわかるように話してくれる。

頂上につき、一休み。

そしてみんなで記念撮影。


またゆっくりと歩いて山小屋に戻る。

子どもらはツリーハウスづくり、木工体験、ツリークライミングに分かれ、

親も一緒になって体験を始める。


ツリーハウスの講師は以前ガサガサでお世話になった中村さんだった。


ランチはジンギスカン。

各家庭1つガンガンを渡される。

ガンガンの一面を缶切りで切り、側面はナタで穴を開ける。

横倒しにして、その中に薪、炭を入れて火をつけてバーベキューコンロを作る。

それに、さぎり荘のジンギスカン、キャベツ、もやしを乗せて焼く。


これ用意するの大変だったろうなあと思った。


私はヒロシさん、ジジたちと一緒に食べさせてもらった。

ジジが嬉しそうだった。

ヒロシさんもいい調子だった。

さぎり荘のジンギスカン、なかなか美味しい!

ああ、やっぱり信級っていいなあと思う。

森のこと木のこと、いろんなことでみんな意見が違うけど、

信級が好きで、どうにかしたいという思いは全く同じなのだ。


昼ごはんの後、ヒロシさんが山小屋の脇の枯れた松の伐採の実演。

すごい音で木が倒れていった。


そして子どもらはまた、午前中にやっていた体験に戻っていった。

ツリーハウスは滑り台をつけた。

けっこう急な滑り台だが、子どもらは夢中になって何度も何度も滑り降りる。

実に楽しそうだった。


少しだけ撮影のつもりが、結局最後まで撮影していた。



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