2021/09/21

信級日記 令和3年 春 vol.89



2021年5月19日

7:30 起床。

朝食。ご飯、まーぼ豆腐、味噌汁。

今日はいよいよ浅野さんの炭窯の窯出し。


8:30支度をして出発。

イナバの炭焼き小屋に到着。ジジはすでに来ていた。

私は小屋のロングを撮影。まもなく浅野さんがやってきた。

いよいよ中の炭を取り出す。

窯の前の焚き口から壊していく。土管など外していく。

浅野さんはマスクをして穴の中へ入っていく。

灰になってしまったものも多かった。

ちゃんとできた炭は少なかった。

優美子さんもさっちゃんをおぶって、ひかるちゃんとやってきた。

中の炭は全部取り出した。

灰、小さい炭、大きい炭と、みんなで手分けして分けていく。


そして2回目もこのまま引き続き焼くことにした。

木を窯の中へ詰めていく。


ひかちゃんも手伝う。

結構重い木を運んできてジジもびっくり。


お昼は浅野家でご馳走になる。

浅野さんがつくった窯での初窯出しだったので

優美子さんがお赤飯を炊いていた。

もち米もあずきも自分たちで作ったものだ。

浅野さんはお赤飯が好物ということもあってとても喜んでいた。

いいご夫婦だなあ。


13:30 炭焼き小屋へ。

窯の中に木を詰め終わった。燃やすための廃材と炭を入れ窯の蓋を閉じる。

火を付ける。


そして窯を修正していく。

ジジは窯の上にいって、棒で突いて窯の上の部分の空洞をなくしていく。

水を汲んできて泥をつくったり。

浅野さんは前面に泥を塗って穴を塞いでいく。

ジジは時々、こうした方がいいよと声をかけたり、昔話をしたり、独特の二人の時間が流れてゆく。


「窯も初めからつくってみるか?」とジジが浅野さんに聞いた。

窯を作ることができるのはこの辺ではじじくらいしかいないとのこと。

浅野さんも意欲満々だった。

夕方、優美子さんが子ども3人と一緒に窯を見にやってきた。

こーちゃんはハチクを採ってきた。

ジジも炭焼き仕事は生き生きとしているなあ。


撮影終了。

そして私はさぎり荘へ。温泉につかる。


柳久保に帰り、夕食。

ご飯、メンチカツ、セロリのスープ、エビフライ、キャベツ。

美味しかったー。


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