2020年10月19日 曇りのち晴れ
ゆっくり起床
9:00 朝食。パン、チーズ、目玉焼き、りんご、ヨーグルト、ジャム、コーヒー。
13:00 チカオさん、心ちゃん、植野くんなどの予定など聞がてら、町に買い物に行こうと。念のため撮影機材は車に積む。
まずチカオさんの家に寄る。
「野沢菜を漬けたから味見するかい?」
とヒロコさん。
いい味。美味しい!
「これから長者の畑の電気柵のチェックに行く。あんたら来るなら野沢菜採ってこようと思うけど」
とチカオさん。
今日の休みはやめて、撮影することに決定した。
チカオさんの軽トラの後をついて長者へ。
途中、先日話をしてくれた植林した杉の林の前で止まって説明してくた。
チカオさんの畑に到着。
電気柵のチェックに続き、野沢菜の収穫、茗荷の収穫をする。
下から雲が湧き上がってきたり、お日様が出たり、なんだか幻想的な雰囲気の中での撮影だった。
そして長者の山へ行くか、と言うことになり、
長者の山の家の駐車場に車を止め、そこから機材を持って歩いて山頂へ。
柳屋さんは録音機材を持っての山登りになった。
チカオさんは、スタスタを山を登ってゆく。
私たちはふーふー言いながらついていった。
チカオさん、とても80歳を超えているとは思えない足取りだ。
途中、横道に逸れてキノコを採ったりしながら、山頂を目指す。
チカオさんの後ろにつき、キャメラを回しながらついていくと、
目の前が開けてきた。
「今日はすごいな」
とチカオさんがつぶやいた。
すると、アルプスの山々が目に飛び込んできた。
見事にアルプスの山々が見渡せた。
雲海が刻々と表情を変えていく。
「こんな日滅多にないぞ」
とチカオさんも山々に見入っていた。
壮大で美しかった。
いつまでも見ていたかった。
夢中で撮影した。
5時の音楽が同時に2種類聞こえてきた。
夕日が山の向こうに沈んでいき、雲の色が紅くなり、青空が見えてきたり
一瞬一瞬変わっていく色。
名残惜しかったけど、山を下った。
途中、チカオさんたちが植林したところがあり、
そこにカラ松の原木がある。
このカラ松は植林した時に立派だったので切らずに残した木だ。
これを見にいくことにした。
整備されていないので、笹の藪がすごいので、録音機材を持っては危ないので、
私だけついていくことにした。
結構な急斜面で藪。必死に撮影しながらついていった。
途中チカオさんを見失ったけど、なんとか合流してカラ松に辿り着いた。
確かに立派な木だった。
チカオさんと木と記念撮影をした。
今日は休むはずが、予想していなかった展開になり、しかも天気も最後に晴れて
アルプスの山々を見渡すことができた。
なんて素晴らしい日だったのだろう。
チカオさん、ありがとうございました!!
体力消耗したので、ひはら食堂で晩御飯を食べ、さぎり荘で温泉に入って宿舎に戻る。
機材整理をしてバタンキュー。
これが宿舎のイナバの家です。
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